勝つためには(+o+)

私が 指導員資格を取りに行っていた頃に ジュニアチームの件で相談を受けました。ある全国的にも有名なジュニアチームの指導者が 子供たちに暴言や手を上げることもあって そういうのをやめてもらえるように 指導委員会に伝えてほしいという相談でした。

どの様に伝えたら良いものかと考えましたが 講習の中で 近い問題について取り上げられた日に 質問として発言しました。「‥こういう事実について 県の指導委員会はどのように‥?」答えは 「‥そういう訴えのない指導員になってください」というもので やはり各自のチームには踏み込んでいけない壁があることを 後日相談者に伝えました。

その後 大学スポーツ界でアメフト事件があったり 各種スポーツにおいて追い込まれた生徒さんが自らの命を絶ってしまう悲しい出来事が相次ぎました。

日本体育協会(今は スポーツ協会と名を改めました)も その頃 指導者側からの根性論の下の暴力暴言について「許されることではない」と啓発運動を展開していましたが 今はどうなんでしょうね?まだまだ 古い体制で自分がしごかれて育った指導者が 勝つためには仕方がないんだ と思わせるやり方で続いているのでしょうか?

根性という言葉は 消えてなくなっても良いと私は思います。